
建設現場で使われる鋼材。
私たちは普段、その品質を目で判断することはできません。
それゆえに重要になるのが、
・品質証明書
・検査記録
・原産地証明書
といった証明に関わる情報です。
ベトナムでは2026年、建設資材市場の透明性向上や出所不明品への取締り強化が進められていると報じられています。背景にはインフラ需要の拡大があります。市場が活発になるほど、問われるのは調達スピードだけではありません。品質や出所をどう確認するかです。日本では過去に鋼材の検査データ改ざんが大きな問題となり、インドでも偽の認証書が付いた鋼材の流通が報じられています。
問われているのは鋼材の品質だけではありません。
その品質を証明する情報の信頼性です。
もし品質証明書や検査記録の信頼性を確認できなければ、購入企業も施工会社も正しい判断ができません。問題が発覚した時には、調達先の変更や追加検査など、大きなコストが発生する可能性があります。
近年はQRコードやデジタル証明を活用し、製造から流通までの履歴を追跡できる仕組みも広がっています。EUで導入が進むデジタルプロダクトパスポートも、その流れの一つです。
「品質証明書があるから安心」ではなく、「その証明は信頼できるのか」。これからの品質管理や模倣品対策では、そうした視点がますます重要になっていくと感じます。
参考情報:
・Tuoi Tre News「Vietnam premier orders crackdown on building material hoarding, price manipulation」
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